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4分でわかる英文法の根本原理

4分でわかる英文法の根本原理

 

 

 

本書で言う「英文法」とは、「文生成英文法」 (:つまり、
「英文を作る法則あるいは方法」) とします。

が、その「法則あるいは方法」に関しては次々回以降にし、
今回はそれ以前の「英文法の根本原理」についてです。

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『英文法の根本原理:

1.(内容語の順に関し) 問題のものから、これに直接関
係するものを通って次第に疎遠なものへと並べること。

英文メールの宛名(名氏と住所)書きのように。
(主原理) 』 (これは日本語とだいたい逆順ですね。)

英文を成す語句の順だけでなく、段落を成す英文の順も同
様です。それから、宛名の ( ) 内が「氏名」ではなく、「名
氏」の順であることにも注意しておいてください。

ちなみに、「内容語」とは名詞動詞形容詞(や副詞)の
ことです。

名詞の例:box, door, food, flower, restaurant など

動詞の例:is(助動詞兼), cry, come, see, take など

形容詞の例:sad, good, kind, beautiful, delicious など

(副詞の例:near, there, often, slowly, carefully など)

他と比べ、副詞の重要度は少し落ちるので () 内に入れま
したが、副詞にもよります。それからこれは特に重要なこ
とですが幼児も、大体この順にことばの種類を獲得してい
きますね。

この根本原理1.が「英語の発想順」です。ですから、こ
れを習得すれば、英単語を1つずつ言っていくだけでもネ
イティブスピーカーときちんとコミュニケートしていけま
す。

つまり、まず「英会話」がきちんとできて行きます。問題
解決の表現を2つ、3つマスターするだけで。(その具体的
な方法は、本書の付録4や、拙著「バイリンガル脳で英会
話:誰でもすぐできる」
(せせらぎ出版、2016) をご覧く
ださい。)

私達は上の1.を現代英語の文法の最も根本的な原理とし、
これさえよく理解し身につけば、英語のマスターは非常に
簡単になると確信しています。

逆に、この根本原理のマスターなしには、英会話はもちろ
んのこと英語の高度な4技能(Listening, Speaking, Read-
ing, Writing) の速く正しいマスター絶対にありません。

ところで、この「英語の発想順」はそのまま「英語の平叙
文の語(句)順」
となります。

(平叙文:通常の肯定文や否定文)

『2.しかしその時、直接全体的に関係するものは直接並
べ、
間接部分的にしか関係しないものはその関係を表す仲
介語(:前置詞や
従属接続詞など)を介して並べること。
(副原理1)

3.またその時、より身近なもの同士を、より疎遠なもの
よりも近くに並べること。
(副原理2)


英文法の根本原理は以上の3つだけです。

(この項はこれで終わりですが、以上を理解するのに何分
かか
りましたか。常識(common sense)的なことですから
分以内に理解できたでしょう。

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「50分でわかる本物の英文法」の

付録

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((付録1.)) (注:付録の読解にかかる時間は、表題の時間
      には入っていません。)

この英文法の最も重要な根本原理1.(=主原理)だけを用い
た場合、実際には
どうなるか、2題だけ例題とその例解を
次に示しておきます。

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(例題)

1) 本番の英会話で What's your favorite food? [大好き
な食べ物は何ですか] と相手に尋ねられたリ、
あるいは、
2) 即座の Speaking や Writing のテストで、

Name your favorite food and explain how you 
came to like it. 
[大好きな食べ物の名前を言って、どうし
てそれが好きになったのか説明してください。]
などという問題が出た場合です。

(ただしこれは、私たちのカナダ人英会話講師のマットさん
と、娘さんがテキサス大学の大学院に行っておられる50代
のご婦人の本番の英会話をもとに、私が作成した問題です。
その本番の英会話は本例題の最後に記載しておきます。)

1) の(例解): 本番の英会話の場合とっさですから、まず問
題の物自体を述べ、次にそれに直接(全体的に)関係する内
容語(句)さえ言えば、
後の語句の列挙は大ざっぱで、少し
順序が違っても大丈夫です。次のように。

Pizza. // Delicious. Restaurant. Texas. // Daughter.
Take. Me.
Every summer. // (Texas University. Near.
//) She. Student. Texas University. 

(ただし、// から // までは伝えたいことのワンポイント(1
要点)を成し、// はそのポイント(:要点)の切れ目で、息を
吸うだけの(1秒以内の)休止を表し、終止符(.)は休止すると
したら0.5秒以内を表します。そして、本番の英会話は語句
1つずつでも、ワンポイントずつでも、
分かりますか』
という気持ちになって、あるいは "You see? "と言って相
手の目を見て発話を待ち、応答して行けば
きちんとできま
す。)

本番の英会話の場合、(例解) のように続けて言っても
イティブスピーカーやバイリンガルの
相手は、同内容語が
英語発想順なので、こちらの言いたいこと
大体分かって
くれます。そして、次のように何の苦も無
く、その内容を
英文で確認してきます。そしてその英文はもちろ
ん正しく、
その状況に自然なものでしょう。

"Oh, your favorite is pizza.  I like pizza, too.  And you
wanted to say that 
it was because you ate very good
(= delicious) pizza at a pizza house (=restaurant) in
Texas.  
And also that your daughter, who is a Texas
University student, takes you there every summer.

などと。

2) の(例解): また、テストの場合、その英語発想順の内容
語句を以下のように(、大文字で示したような語を用いて)
つなげるようになれば良いだけです。

My favorite (food:不要) is pizza. I came TO like it (又
は、It's) BECAUSE
 I ate delicious pizza AT a pizza 
restaurant 
WITH my daughter IN Texas. She takes
me there 
every summer. It's NEAR Texas University.
She is a graduate student there now.

(又は、It's NEAR Texas University WHERE (=AT 
WHICH
she is a graduate student now. 又は、
WHERE 
she studies English FOR a master's degree
(now)).

のように。

(【参考】ちなみに、TOEFL-iBT の Speaking テストでこのような問題が
出た場合どうしたらよいかに興味のある方は、「ヒューコム・ブログ」の
2014年3月1日の記事、「みんなの英語・英会話革命39」の『TOEFL-
iBTのSpeaking に向かって』 と、その前後の記事をご覧ください。
)

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この例解の重大な意味が分かりますか?
その重大な意味とは、
1.以上の例解のように、英語の発想順に英語の内容語を
言ったり書いたりするだけで、ネイティブスピーカー達に
こちらの言いたいことが大体
(80%以上) 正しく伝わると
いうことです。
このことは「本番の英会話」において特に
重要です。なにしろ、それは単語1つずつでも本
番の英会
話がきちんとできるということですから。

(この単語1つずつでの英会話法に関しては、本書の「付録
4」や
前出の拙著「バイリンガル脳で英会話」を参照のこ
と。)

正しい英文法がよく分からないのに、とっさに英文らしき
ものにして言うと、ほとんど(: 20%以下
しか)正しく伝
りません。 

2.以上の例解のような英語の発想順が身に付きますと、
英語の「速読」や「速聴」が簡単にできるようになるとい
うことです。なにしろ、(重要)内容語をすばやく見たり聞
いたりしていくだけで、英語の文章や発言の意味内容が大
体正しく分かるようになるのですから。

3.以上の例解のような英語の発想順が身に付きますと、
(次回以下に解説する)少数の正しい英文法の法則を身に付
けるだけで
、正しい英文の「即書」や正しい英語での「即
話」も短期間でマ
スターできるということです。
 

以上のようなことはどれも、従来の英文法(を用いての和
文英訳法)や英文の暗記(語句置換)暗唱法
は絶対にでき
ません。
このことは、科学的人間学的に証明できます。

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さて、本例題の基になった、私たちのカナダ人英会話講師
のマットさん
と生徒の貴代子さん(50代)の本番の英会話で
すが、それは
大体以下の通りでした。

(ただし、和訳は意訳です。)

Matt: Kiyoko, what's your favorite food?
(貴代子さん、大好きな食べ物は何ですか?)

Kiyoko: Well...my daughter lives in Texas.
(そうですねー…娘がテキサスに住んでまして。)

Matt: What?
(えっ、何ですって?)

Kiyoko: She is a Texas University student.
(彼女はテキサス大学の学生なのです。)

Matt: Well, do you know my question?
(それはそうと、私の尋ねていること分かっていますか?)

Kiyoko: Yes, I do. And she is in a master's course now.
(はい、分かっています。それで、彼女は今は(大学)院
生なのですが、
She calls me every summer.
毎年夏に電話をしてくるのです。)

Matt: She calls you every summer, all right.
(娘さんが毎年夏に電話をしてこられる。それは分かりま
した。

But what food do you like best?
が、どんな食べ物が大好きなのですか?)

Kiyoko: .....?.....??
(・・・・・?・・・・・??)

この中級クラスの貴代子さんの話される英語は日本の中3
レベルのものでしたが、発音も文法もほとんど完璧で、そ
れはすばらしいものでした。
がしかし、
その発想順が純日本人的でまずく、この会話は
失敗に終わってしまった
のです。

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