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みんなの英語・英会話革命57.(修正) 英文の意訳と直訳とその研究例

57.英文の意訳と直訳の厳密な研究例

さて今回は、私が英文研究の1つとする
「英文の意訳と直訳の厳密な研究」
と呼んでいるものからどのようなことが分かるかを観てみたいと
思います。

その基礎的な研究の1例として、次の簡単な対話例の英文を、そ
の良しとされるであろう意訳から厳密に考えてみましょう。

(ただし本項で扱うのは、短大以上の英語・英文学科レベルの研
究方法とその内容のさわりだけです。また、一般の英語教育や学
習では
その成果を前々回(55項)の「厳密な和直訳の能力」
の本文中に
示したようなっ形で、適切に応用すれば良いだけであ
ることを断っておきます。)

ーーーーーーーーーー
A: Is today Wednesday?

B: No, it isn't (Wednesday).
(= No, it is not (Wednesday).)

It's Thursday.
(= It (=Today
) is Thursday.)
ーーーーーーーーーー

A: Is today Wednesday?
(意訳=)今日は水曜日ですか。

まず、「ですか」の「です」は敬語の1種(=丁寧語)です。
このようなものは英語にはないので言い切り(=断定)形の「で
ある」で考えます。
これを和単語に分けると「で-ある」となります。

英語の本当のところを日本語を解して知るには、このように敬語
(=尊敬語、謙譲語、丁寧語、美化語等)を全て取り去り、言い
切り形にして考えねばなりません。

そうしたら次に、問題の英文の単語の和訳語を英文の語順に並べ
て、先ほどの言い切り形の和意訳(⇒和文の基本的成り立ちを表
す和訳文)と比較対照をしながら、それらの表現法の違いを研究
するのです。

(英文の基本的成り立ち=)ある-今日-水曜日?⇔
(和文の基本的成り立ち=)今日-は-水曜日-で-ある-か。

B: No, it is not (Wednesday).
(意訳=)いいえ、そう(=水曜日)じゃありませんよ。

同様に、

(英文の基本的成り立ち=)いいえ、それ-ある-ない-そう(=水
曜日)。
(和文の基本的成り立ち=)いいえ、(それ-は-)そう(=水曜
日)-で-ない。

(参考:「そうじゃありませんよ。」は「そう-で-は-ある-ます-
ん-よ。」より。 ただし、「和文の基本的成り立ちを表す和訳
文」に至るためには、敬語の他に区別の係助詞「は」も、感嘆を
表す終助詞「よ」も英語に
はないので省かねばなりません。 
また、「ん」は打消しの助動詞「ぬ」の転(音)。
これより、それは「そう-で-ある-ない」となって、日本語にも英
語のように「ある-ない」という発想があることが分かる。)

(次回につづく)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

みんなの英語・英会話革命58.(修正) 簡潔で美しい学習英文法体系

58.簡潔で美しい学習英文法体系

(前回からの続き)

It (=Today) is Thursday.
(意訳=)(今日は)木曜日ですよ。

同様に、

(英文の基本的成り立ち=)それ(=今日)-ある-木曜日
(和文の基本的成り立ち=)(今日-は-)木曜日-で-ある)

ところで、ここに示した「英文の基本的成り立ち」と「和文の基
本的成り立ち」を表すような訳文は、それぞれ「英(語)順和直
訳」、「厳密和直訳」と呼ぶことにします。

このようにして、「英順和直訳」と「厳密和直訳」を比較対照し
てみると、
英文の方は、日本語の「は」や「で」に当たる仲介語を用いない
で、「ある」を中心とした位置関係で、すなわちその前が「主語」
の、そしてその後が「補語」の位置であることを表しているのが
分かります。

また、その「主語」の位置の前が、「疑問化」の位置だというこ
とも分かります。

後は省略しますが、このように英文の「意訳」と「2種の和直訳」
を比較対照をすることによって、和文だけでなく英文の本当の成
り立ち(=統語法)がきちんと分かってくるのです。

そして、この
「2種の和直訳を比較対照する方法」
で近・現代英語の様々な英文を科学的に厳密に研究していきます
と、従来の学習英文法とは根本的に異なり、矛盾や不明な点のほ
とんど全くない、

『簡潔で美しい学習英文法体系』

が出来上がります。

ちなみに、この英文法については、

和文⇒「やり直し英語・初級:本物の英文法の概要I~XIII」
(2013年4月30日~4月15日の記事)

英文⇒"Toward A Real Modern English Grammar"
(2013年5月11日~5月2日の記事)

他に⇒「TOEFL-iBT に決定的:本物の~」
(2013年5月31日~5月12日の記事)

等をご覧ください。

(次回につづく)

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みんなの英語・英会話革命59.(修正) is able to = can ではない

59.is able to = can ではありません

(前回からの続き)

和意訳が共に
「彼は(車の)運転ができます。」
となる、
Ken is able to drive (a car). と、
Ken can drive (a car). とは
同じ意味でしょうか。

これを前項58.で紹介しました「英順和直訳」と「厳密和直訳」
を通して研究してみたいと思います。

その前に、その前提となる知識として、

(1)be の根本的意味は「存在している」で、その通常の和訳は
「ある」または「いる」であること。 (「です」ではありませ
ん。)

また、

(2)一般に動詞や助動詞の「原形」はその『概念』だけを表し、
その
「現在形」は『現在の事実』を、その「過去形」は『過去の
事実』
を表すということ、

が重要です。
そうすると、

Ken is able to drive. は、
英順和直訳:建-ある-できて(いる)-こと-運転する。
厳密和直訳:建(は)運転すること(が)できて(現在事実)あ
る(=いる)。

となります。
(ただし、厳密和直訳の( )内は、位置が示す意味の和訳、あ
るいは、必要と思われる意味上の補足です。)

さらにまた、前提知識として、

(3)本来の助動詞の can, will, must, may や shall などは主観
的心理的判断を表すこと。

そして、

(4)can は「(ことができる)能力がある」または「ことがで
きる状況にある;許されている」 (それゆえ、「ことがありえる」
が派生、)というのが本当の意味であると考えられること、

が重要です。

そうすると、

Ken can drive. は、
英順和直訳:建-(ことができる)能力がある-運転する。
厳密和直訳:建(は)運転する能力がある。

となります。

ですから、後者は「能力がある」というだけです。
それだけで「実際に普段運転している」と取ってはいけません。

ですから、

Yumi can drive, but she doesn't.
厳密和直訳:裕美(は)運転することが(国から)許されてい
る、しかし、(現在事実)運転し(てい)ない。

が「ペーパードライバー」の意味になるのです。
また、

Ken could catch the first train this morning.
厳密和直訳:建(は)今朝始発列車(を)つかまえることができ
る状況にあった。
和意訳例:建は今朝始発列車に乗れる状況にはあった。(⇒乗ろ
うと思ったら乗れた。)

は、「が、乗らなかった」というニュアンスになるのです。
実際に乗っていたら、

Ken was able to catch the first train this morning.
厳密和直訳:建(は)今朝始発列車(を)つかまえることが事実
できていた。

とか、過去の事実を表す、catch の過去形の caught を用いて、

Ken caught the first train this morning.
厳密和直訳:建(は)今朝始発列車(を)事実つかまえた。

というべきなのです。

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みんなの英語・英会話革命60.(修正) has to = must ではない

60.has to = must ではありません

(前回からの続き)

さて、息子さんの英語の家庭教師をしてもらっているお父さんが
ネイティブスピーカーの先生に、前回のレッスンが先生の都合で
抜けたので、

「ところで、先生は今週の金曜日も息子を教えて頂かないといけま
せんね。」

(同和文の基本的成り立ち:
ところで、先生は今週の金曜日も息子を教えなければならない。)

と言いたい時、
By the way
, you have to teach my son this Friday, too.

と言っても、
By the way, you must teach my son this Friday, too.
と言っても同じ(意味)でしょうか。

これも前々項58.で紹介しました「英順和直訳」と「厳密和直
訳」を通して研究してみたいと思います。

その前に、その前提となる知識として、

(1)have は基本的意味が広義の「所有している」という状態動
詞です。

その和訳は「持つ」とする方が適切な時もありますが、通常「持
っている」で、動作動詞ではありません

また、

(2)次の to は、原形動詞のつなぎ(=仲介辞;品詞変換辞 to,
-ing, -en)の1つで、その基本的意味は
「こと、べきこと(以上名詞化);べき、ための、ことになって
いる(以上形容詞化);ために(は)、ように(、て)(以上副
詞化)」

が重要です。
そうすると、

You have to teach my son this Friday, too. は、
英順和直訳:あなた-もっている-べきこと(=事情)-教える-
私の-息子-この-金曜日、も又
厳密和直訳:あなた(は)この金曜日もまた私の息子(を)
教えるべき事情(を)(現在事実)持っている。

となります。
(ただし、厳密和直訳の( )内は、位置が示す意味の和訳、あ
るいは、必要と思われる意味上の補足です。)

さらにまた、前提知識として、

(3)本来の助動詞の can, will, must, may や shall などは主観
的心理的判断を表すこと。

そして、

(4)must は「(主語または権威のある話者が)ないと気が済
まない」
(それゆえ「に違いない」が派生、 )というのがその本
当の意味である
と考えられること。

が重要です。

そうすると、

You must teach my son this Friday, too. は、
英順和直訳:あなた-ないと(私は)気が済まない-教える-私の-
息子-この-金曜日、も又。

厳密和直訳:あなた(は)この金曜日もまた私の息子(を)教え
ないと(私は)気が済まない。

となります。

そして、前者は現実の社会的な契約や合意の確認となるのに対し、
後者は聞き手が話者の気持ちの被支配者になることを要求する発
言や、命令と受け取られる可能性が大です。

ちなみに、後者の例の must の意味で、なぜ「ないと気が済まな
い」のを主語(の you)ではなく話者とするのかは、現実のその
ような場合の状況や文脈によってです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

みんなの英語・英会話革命61.(修正) 言葉(=語や句や文)の意味

61.言葉(=語や句や文)の意味

前々回と前回で、意味上 is able to = can ではなく、また、has
to = must
 ではないことお分かり頂けましたか。

この違いが分からず、ネイティブスピーカーやバイリンガルの人
と英会話をしていたらどうなるでしょう。

前者の特に過去(のこと)の場合、これらの助動詞がついた動詞
が表す動作や状態を実際にしたのか、しなかったのかで重大な誤
解が生じ得ますね。

後者の場合には単なる誤解だけでなく、気分が害され、相手はと
ても怒り出しかねません。

そしてこのような誤解によって、時間的、労力的、金銭的実害が
生じないとも限りません。

ここで私が申し上げたいことは、以上のように英会話を含む本番
のコミュニケーションにおいては、まず、

(1)用いる言葉(語句や文)は多かれ少なかれ社会的に、その
当事者だけでなく、他の人々も巻き込んで、精神的、身体的、物
質的利害(関係)を生み、これに対して、話者は多かれ少なかれ
責任があるということ。

次に、

(2)用いる言葉によって生み出されるだろう、この「広義の社
会的利害(関係)」が、その『言葉の究極的意味』であるという
こと。

さらに、

(3)前々回と前回に解説したのは『言葉の文法的意味』であっ
たこと。

これらをお伝えしたかったからです。

ところで、一般に「あるものの意味」とは、「そのものの、それ
を取り巻くものに対する働き」だと私は思っているのですが、

「言葉の意味」にはもちろん、以上の(2)や(3)他に、

(4)『言葉の辞書的(=一般的)意味(=概念)や、

(5)『言葉の私的(=個人的、小集団的)な意味

もありますが、この後2者の意味については解説するまでもない
でしょう。

ちなみに、
is going to = will ではありません。

この、is (am; are) going to と will が文法的にどんな異なった
意味を持つか、少し考えておいてください。

ところで、これらの私が「複合助動詞」と呼ぶ
'
is able to' や 'is going to' や 'have to' と、
「単純助動詞」と呼ばれている本来の助動詞
can や will や must との、それぞれの違いには

わが国の公立の中学レベルでは扱わなくても良いでしょうけれど、
高校レベルともなれば、きちんと扱わねばならないだろうことを
述べさせて頂いてこの項を終わりにしたいと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

みんなの英語・英会話革命62.(修正) 真の意味はどこにあるか?

62.本当の意味はどこにあるのでしょう?

会話やディスカッション、質疑応答等の即座のコミュニケーショ
において交わされる言葉の、つまり語句や文の本当の意味は
こにあるのでしょう?

それは、一般に私たちが過去に学習したテキストや取ったノート
や、持っている辞書の中にはありません。
たとえあったとしても、それがどこにあるのかや、どの意味なの
かは、即座には分から
ないでしょう。

ですから、即座のコミュニケーションでは、そして特に会話にお
いては、相手の発話(の語句や文)の意味が分からない時、過去
に学習したものを思い出そうとしてはいけません。
辞書を引こうとしてもいけま
せん。

絶対に。

特に英会話の場合、会話中に断りもなしに辞書を引き始めるのは
重大なエチケット違反です。
相手に対して大変失礼です。

相手の発話(の語句や文)の本当の意味は相手の頭の中にあるの
です。

ですから、分からなかったら、それを相手に尋ねるのがエチケッ
トに適っているのです。
友愛を持って相手に向かってきちんとそうすることが、相手を大
切にしていることになるのです。

話の要点がきちんと理解できていないのに、その英語での会話を
続けることも重大なエチケット違反です。
これも相手に大変失礼です。

これらのエチケット違反は相手を大切にしないで、おざなりに対
応している証拠とさえなります。

ですから、ネイティブスピーカーや帰国子女とは、英会話力に雲
泥の差がある私たち英語を外国語として学ぶ日本人は、問題解決
の表現のマスターが決定的に重要なのです。

そして、相手の発話の意味が分からなければ、それが分かるまで
その問題解決の表現を相手に向かって、何度でもきちんと友愛の
気持ちを持って言わねばなりません。

が、そうしたら、頭を空にして全身全霊で相手の説明を聞いて、
また、見て理解しようとしなければなりません。

それがエチケットなのですが、そうしようとする人がなんと少な
いことでしょう。
大概の人は、相手の説明をよく聞いていません。
相手の表情や目線やジェスチャー、指し示しているものや描いて
くれた絵や図もよく見ていません。
つまり、とても強情にその説明を理解しようとなさいません。

これは重大なエチケット違反です。
なにしろ、相手にお願いしたものを、何度友好的に提供されても
無視したり拒否したりし通されるのですから。

なぜ、そうなってしまうのでしょう?

それは相手の発言の中にあった、その意味を忘れたり、知らなか
ったりした英語の語句や文の和訳を思い出したり、考えたりなさ
ってやまないからです。

あるいは、聞き取りや理解が、テキストを用いていた時のように
はうまくいかないショックや苦悩に、心が奪われていなさるから
でしょう。

つまり、英日・日英の暗記暗唱の頭や、受験の頭から抜け切れな
いでいらっしゃるからです。

この心理学的問題を根本から解決しない限り、私たち日本人の英
語力は決して飛躍的には伸びないでしょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 

みんなの英語・英会話革命63.(修正) 話の流れから分かる本当の意味

63.話の流れから分かる本当の意味

前回は、会話やディスカッション、質疑応答等の「即座のコミュ
ニケーショ
における言葉の本当の意味の所在」についてお話し
ました。

が、「本当の意味」は、それらに限らず、読み・書き・聞き・話
すという4技能活動を含め、あらゆるコミュニケーション活動の
話し手や書き手を含む「メッセージ発信者の頭の中」にあります。

が、テレビやラジオの英語ニュースやドラマ、映画その他はもち
ろん、ある会場における英語でのスピーチやレクチャー、プレゼ
ンテーションや講演や演劇などの場合は、そこにおける発言や、
語句や文の意味は、分からないからといって即尋ねることはでき
ません。

これらの場合、それらの正しい意味や本当の意味は、これらが提
供する「コンテクスト」から、つまりその「状況や映像や話の流
れ」から正しく推定して行かねばなりません。

ということはこれらの場合、本番の英会話と違って、それなりの
(本物の)英語力が要るということです。

すでに皆さんにはお分かりのように、会話をはじめ即座のコミュ
ニケーションにおいても、人々は主としてその推定をしながら相
互意思伝達し合っているのです。

がここで、私の申し上げたい決定的に重要な2点の内の1つが、

「即座のコミュニケーションの場合、そのうち特に英語での会話
の場合、相手の発話の意味が分からなければ、即その意味を尋ね
ることができるという、いや、即その意味を尋ね、正しく理解し
て行かねばならないという、重要な特徴がある。」

ということです。

決定的に重要なもう1点は

「英語の文章や対話からの、正しいイメージや考えの流れの
習得法」

に関するものです。

英語の文章や対話を聞いて、あるいは対話に参加して、そのイメ
ージや考えを正しく捉え続け、それらが正しく私たちの頭の中で
流れるようになるためには、本書で何度も述べたように、今まで
の英語の教育学習法である、和意訳だけを付けての英語の語句や
文や文章や対話例の暗記暗唱や暗書、英語のパターンプラクティ
ス(=口頭文型練習)や英語でのロールプレイをいくらしても無
駄だろうということです。

そうなるためには、これも本書で何度も触れたように、現実の様
々なものごとを表現する場合の「正しい英語の発想順」と、これ
を土台としている「現代英語の
本物の文法」をまず身に着けるこ
とです。

前者を実践的に身につける方法は「本番の正しい英会話法の学習」
によるのが最も良いと私は考えています。

また、後者を実践的に身につける最良の方法は同英文法を用いて
の英文解釈と、同英文の「本物の英文法」と「現実的意味内容」
を意識した音読と黙読を交互にやり、合わせて最低100回は読
み込むことだと確信しています。

そして、その英文解釈を和訳を通してするのなら、「和直訳」と
「和意訳」の両者を通らねばならないということです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

みんなの英語・英会話革命64.(修正) has -en

64.has -en

前回私は、視点は少し違っても、英文の読み方や聞き取りにおい
て、

「英語の文章や対話を読んだり聞いたりする時、その内容のイメ
ージや考えが頭の中で、即正しく
流れ続けるようになる必要性と、
その技能の
習得法」

についてお話したつもりです。

ちなみにこの技能は、TOEFL-iBTの Reading や Listening だけ
でなく Writing や Speaking でも高得点を獲得するのに必須の
ものです

そしてその方法としては、「本物の英文法」を実践的に習得する
ことがどうしても必要なのですが、その土台となる基礎力習得に

1)本番英会話法習得
による方法と、
2)厳密な英文解釈法習得
による方法
の2つがあること暗示しました。

さらに、この後者の「厳密な英文解釈」を和訳を通してするのな
ら、「和直訳」と
「和意訳」の両方を通ってそうしなければなら
ないことも
お話しました。

ところで、この和訳を通してする厳密な英文解釈だけでなく、is
going to と has -en 
の表現研究も未解説でしたので、これら
内に持つ次の英文でそれらを示しておきます。

Since she has learned basic English conversation skills, she
is going to leave Japan for San Francisco next month to live 
with her sister in San Jose.

(和意訳例: 彼女は基礎的な英会話技術を学んだので、サンホ
セに住んでいるお姉さんといっしょに住むために、来月サンフラ
ンシスコに向かって日本を発つ予定です。)

ーーhas -en の表現研究ーー

この研究の前提となる知識として、

(1)has は基本的意味が広義の「(現在事実)所有している」
という状態動詞で、その和訳は
通常「持っている」で、動作動
詞「持つ」ではありませんでした

また、

(2)次の -en は、原形動詞のつなぎ(=仲介辞;品詞変換辞 
to, -ing, -en)の1つで、その基本的意味は
「(have の直後で)たこと(=た結果)(名詞化);(have
が前から付いていない場合は)れた、れる、(以上形容詞化);
れ、れて(以上副詞化)」

が重要です。

そうすると、has learned は、’has learn(身に付ける、習う)-en' 
すなわち、「身に付けた結果を(現在事実)持っている」
となりますね。

残す、is going to  とwill の表現研究については次回にお話し
ます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

みんなの英語・英会話革命65.(修正) is going to と will

65. is going to と will

前回からの続きです。

ーーis going to と will の表現研究ーー

前者の

(1)is は基本的意味が「(現在事実)存在している」という
状態動詞で、
その和訳は通常「ある;いる」で、「です」では
ありません

また、

(2)-ing, to は、原形動詞のつなぎ(=仲介辞;品詞変換辞)
で、その基本的意味は、
-ing: 「こと、たこと(以上名詞化);ている(最中の)(形容
詞化);て、ていて、ながら(以上副詞化)」
to: 
「こと、べきこと(以上名詞化);べき、ための、ことにな
って
いる(以上形容詞化);ために(は)、ように(、て)(以
上副
詞化)」

が重要です。

そうすると、is going to leave は、
「(を)出発する-ために-(事が)進む-ている最中で-(現在事
実)ある」

となります。
そして、このような状態は、私たちは通常「(を)発つ予定であ
る」と言いますね。

後者に関しては、前提知識として、

(3)本来の助動詞の can, will, must, may や shall などは主
観的心理的判断を表すこと。

そして、

(4)will は「(主語または話者が)心づもりである」というの
がその本当の意味である
と考えられること。

が重要です。

ーーーーーーーーーー

そして、例文の「英順和直訳」と「厳密和直訳」は次のようにな
ります。

Since she has learn-ed(=-en) basic English conversation
skills, 

(参考:英順和直訳:から-彼女-(現在事実)もっている-身に付
ける-た結果-基礎の-英語-会話-技術)

厳密和直訳:彼女(は)基礎の英語会話(の)技術(を)身に付けた結
果(を)(現在事実)持っているから、

she is going to leave Japan for San Francisco next month 
to live with her sister in San Jose.
(参考:英順和直訳:彼女-(現在事実)いる-(事を)-進める-て-
ために-発つ-日本-に向かって-サンフランシスコ-来月-ために-
住む-といっしょに-彼女の-姉-の中の-サンホセ)

厳密和直訳:彼女(は)サンホセの中の彼女の姉といっしょに住む
ために来月サンフランシスコに向かって日本(を)発つために事を

進めて(現在事実)いる。

和直訳:彼女はサンホセに住んでいる彼女の姉といっしょに住む
ために来月サンフランシスコに向かって日本を発つ予定である。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

みんなの英語・英会話革命67.(修正) 教育とは?

67.教育とは?

「教育」という言葉を和英辞典で引くと、どの辞書も 'education'
という単語をその筆頭に上げています。

その education をロングマン現代英英辞典で引くと、筆頭に、

"the process by which your mind deverops through learning at
a school, college, or university"
(和直訳:学校や単科大学や総合大学で学ぶことを通して、それ
によって皆さんの精神が発展する過程)

とあります。

ここで最大の問題となるだろうと思われる、mind をジーニアス英
和辞典で引くと、筆頭に

「(意識・思考・意志・感情の座としての)心、精神」

とあります。

念のためにこの mind(精神、心)を、 上述のロングマンで引いて
おくと、意味概念の種類を表す大見出しとして、

1) brain/thinking process, 2) decide, 3) thinking about some-
thing, 4) worry/stop worrying, 5) crasy/mentally ill, 6)
 forget, 
7) remember 8) opinion, 9) strong/determined, 10) attention
11) imagine, 12) intend/want, 13) intelligence
14) other meanings

が与えられているので、ジーニアスの mind の定義は妥当だと思
え、端的にいえば
ここ(ロングマンの education の定義)でいう

mind とは、「知・情・意の精神(活動)」

として良いでしょう。

そうすると、「教育」とは根本的には、教育者側から言えば、

『学校や大学で様々な学科を教えることによって、生徒や学生達
の「知情意の精神(活動)」を発展させてあげるもの』(1)

となるでしょう。

が、この時新たに重要な問題となるのは、

どの方向に、またどのようにして生徒や学生達の「知情意の精
活動」を発展させるのか。』(2)

つまり、その目的と方法の問題です。

その大概の人々に当てはまる目的を、歴史の進む方向も意識し
て言いますと、

『自分を含む、人々の自由と平等と友愛による幸せな共存共栄
(3)

ではないかと思います。
ただ、その人々の範囲を自分の家族だけに限る人もいれば、自
分が属する閥や組織に限る人も、あるいは自国民に限る人も、
さらにはその範囲を他のいくつかの国民や全人類にまでも広げ
る人もいて、人様々でしょう。

が、この問題はこれくらいにして、もうひとつの重要な、その
「方法の問題」に入りたいと思いますが、これは次回です。

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