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みんなの英語・英会話革命47.(修正) 聞き手や読み手中心の表現

47.聞き手や読み手中心の表現  

前回の解説で、本番の英会話をしている場合の、場所を伝える時
の前置詞 at と in の使い分け、お分かり頂けたでしょうか?
それは、相手の思い(=意識や考え)によるのでしたね。

この相手の思いによる言葉の使い分けは、英語のメッセージ発信
型のスピーキングやライティング教育学習一般において、決定的
に重要ですから、次に前回の要点を復習をした後、この問題をさら
に詳しく扱わせて頂きます。

つまり、相手が問題の場所(⇒前回の解説の場合、彼女の居ると
ころ)を地図の上の地点として捉えて、どこかな(、つまり、家
かな、図書館かな、喫茶店かななど)という思いで(、"Where
are you now?" と尋ねて)いるのか、
それとも、その問題の(彼女の居る)場所(=喫茶店)を特定の
空間として捉え、それとの関係において、(彼女の居るのは)ど
こか
な(、その中かな、そばかな、近くかななど)という思いな
のかを分かってあげて、前者の場合はat を用い、後者の場合は
in を用いねばならないということです。
'At' ではなく 'in' を用いるように訂正されるということは、そう
しなければならないということです。

次の文例を見て下さい。

I bought (a / the) clock at the department store yesterday.
(僕は昨日その百貨店で(ある/ その;あの)時計を買ったよ。)

これによって私は、clock の冠詞を a とすべきか、the とすべき
かという、比較的分かりやすい問題を提起させて頂いています。

さて、このような 'a' は「不定冠詞」と呼ばれ、簡単に言えば
「不特定の1つの」という意味でしょう。
又、'the' は「定冠詞」と呼ばれ、これも簡単に言えば「特定の;
特定化できる」
という意味でしょう。

が、問題は
「それは誰にとって不特定(のもの)であるのか、あるいは特定
(化できるもの)なのか」
です。

これも簡単にいいますと、
『話し手自身にとってではなく、相手の聞き手にとって』
であり、
『書き手自身にとってではなく、相手の読み手にとって』
です。
以前から目をつけていて、話し手や書き手にとってそれがどんな
に特定のものであっても、聞き手や読み手にとって不特定のもの
(=どの1つの clock か特定できない)なら ('the' でなく) 'a'
です。

なぜこのように聞き手や読み手という相手中心の観点から、
自分が用いる冠詞や前置詞を選ばねばならないのかというと、
そうしないとコミュニケーションが成り立たないからでしょう。
正しく意思伝達し合って行けないからでしょう。
有意義なコミュニケーションができないからでしょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(メモ)

このように、自分の思いではなくて、相手の思いに合わせて言葉
を選んで用いるということは、言葉での意思伝達上必須のことで
しょう。

がしかし、この決定的に重要な問題が、幕末に横浜あたりから日
本に英語が入って来て、英語の教育学習が始まって以来、今まで
ずっとなおざりにされたり、なおざりにされたりしてきたのです。
そしてこのことが、ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

の重要な原因の1つだと私は思うのですが、いかがでしょう?

 


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

みんなの英語・英会話革命48.(修正) レシーバー・オリエンテーション

48.レシーバー・オリエンテーション

今から40年近くも前のことですが、私がミシガン州立大学のコ
ミュニケーション学部の博士課程にいた時、もちろん給与をもら
ってですが、ハーフタイム(週20時間)のティーチングとリサ

ーチのアシスタントをしなければなりませんでした。 

そのティーチング・アシスタントの仕事というのは、同大学の学
部生相手の「コミュニケーション100」と命名された、『あら
ゆるコミュニケーションに関する最も基礎のコース』を、同博士
課程の先輩アメリカ人学生と2人で受け持つことでした。
もちろん責任を持って。

その3単位(=50分週3回)の授業を先輩が週2回受け持って
くれるというので、私は週1回の授業をするだけで済んだのです
が、その内容は要は「レシーバー・オリエンテーション」の重要
さばかりでした。

「レシーバー・オリエンテーション」というのは 'message re-
ceiver orientation' (=伝達内容受け取り者適応;同志向;同中
心主義)のことです。

ちなみに、私が「異文化コミュニケーション」を学問するのに、
なぜミシガン州立大学の大学院の「コミュニケーション学部」選
んだのかと言いますと、米国にコミュニケーション学部を持つ大
学は数々あるけれど、同大学の同学部が全米で最も有名な1つで、
中でもミシガン州立大学だけが本格的にコミュニケーション研究
に力を入れていると思ったからです。
なにしろ、「コミュニケーション・カレッジ」(=College of
Communication Ats and Sciences⇒5学部から成る)を持って
いる大学は、当時世界中でミシガン州立大学だけでしたから。

その中心のコミュニケーション学部。
その最も基礎のコースの中心内容が、「レシーバー・オリエンテ
ーション」でしたから、この「伝達内容の受け手中心(=適応)
主義」がいかに重要かお分かり頂けると思います。

私達日本人も、少なくとも日本人のお客さん相手の場合はその実
践教育があって、たいがい聞き手や読み手中心(つまり、「レシ
ーバー・オリエンテーション」)の表現を行い、意思伝達は大概
上手く行っていますね。

しかしながら、それが学校であれ、塾や予備校であれ、大学であ
れ、企業であれ、今も含めて、今までの日本の英語・英会話教育
や学習には「レシーバー・オリエンテーション」など一切なかっ
たようです。
私達のヒューコム・インター以外には。

「レシーバー・オリエンテーション」なしには、メッセージ発信
型のコミュニケーション、つまりスピーキングやライティングは
上手くできません。
本番の英会話や即座のスピーキングやライティングは絶対に正し
くはできません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(メモ)

また、今までの英語の暗記暗唱と受験中心の教育学習法
では、「レシーバー・オリエンテーション」を実践的に
教えることも、身に付けることも絶対にできません。

なぜなら、それらの教育学習法は「テスト中心主義」ですから、
頭(Brain)が「聞き手や読み手中心(Receiver oriented)」や、
「コミュニケーション中心(Communication oriented)」には
成れず、「受験中心(test-taking oriented)」に成ってしまう
からです。

ですから、コミュニケーション学や、心理学の協力が絶対に必
要なのです。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(メモ)聞き手や読み手という相手中心の観点から、
自分が用いる冠詞前置詞を選ばねばならない、

そうしないとコミュニケーションが成り立たないから。
正しく意思伝達し合えないから。
有意義なコミュニケーションができないから。

相手の思い(=意識や考え)

この相手の思いによる言葉の使い分けは、英語のメッセージ発信
型のスピーキングやライティング教育学習一般において、決定的
に重要です。

ーーーーーーー

自分の思いではなくて、相手の思いに合わせて言葉
を選んで用いるということは、言葉での意思伝達上必須のこと。

がしかし、この決定的に重要な問題が、幕末に横浜あたりから日
本に英語が入って来て、英語の教育学習が始まって以来、今まで
ずっとなおざりにされたり、なおざりにされたりしてきたのです。
そしてこのことが、ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

の重要な原因の1つだと私は思うのですが、いかがでしょう?


この問題は、(本質的に)英語学や言語学パーセー(自体)
では解けないでしょう。
英語学と(ヒューマン)コミュニケーション学が協力しないと。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 

みんなの英語・英会話革命49.(修正) テストではタブー。 英会話では必須。

(本日、追加と修正)

49.テストではタブー。 が、英会話では必須。

前回は、聞き手や読み手中心の「レシーバー・オリエンテーショ
ン」をしなければ、メッセージ発信型のコミュニケーション、つ
まりスピーキングやライティングは上手くできず、ましてや、即
座の本番の英会話や、即座のスピーキングやライティングは絶対
に正しく、あるいは適切にはできないという話でした。

がしかし、今までの暗記暗唱と受験中心の英語の教育学習法では、
「レシーバー・オリエンテーション」を実践的に教えることも、
身に付けることもできません。

なぜなら、今までの教育学習法は「テスト中心主義」ですから、
「聞き手や読み手中心(Receiver oriented)」の頭(Brain)
や、「コミュニケーション中心(Communication oriented)」
の頭には成れず、「受験中心(test-taking oriented)」の頭に
成ってしまうからです。

つまり、英語での会話やディスカッションや質疑応答のような即
座のコミュニケーション活動にあっても、その応答は全てテスト
を受けていて正解をしようとする頭に成ってしまいます。

相手の言ったことが聞き取れなかった時に、
「えっ、何とおっしゃった」("Pardon?"; "Sorry, what did
you say?" )とか。

理解できない時に、
「おっしゃっている意味が(よく)分かりません。」(I don't
(quite) understand.;
)とか、
「それはどういう意味ですか?」(What does it mean?)とか。

相手の求めているものごとを知らない場合、
「(すみません、それ)知らないです。」((Sorry, but) I don't
know (it). )とか、
不確かな場合、
「たしかではありませんが、(ひょっとしたら)~かも知れませ
ん。」(I'm not sure. Maybe ~.
)とか。

どう判断したら良いのか、あるいはどの(程度の)知識を用い
たら良いのか分からない時には、
「どうか、言い当てて(みて)ください。」(Please guess.)と
か、

英語での表現法が分からない場合、
「それを英語で言うことができません。言い当ててみてくださ
い。」(Sorry, I can't explain(/ express) it in English.
Please guess.

等と言う。

というような、

『コミュニケーション上の問題が起こった時には、
相手に協力してもらってその問題を解決して話を進める』

という発想は絶対に起こりません。

なぜなら、テストでは以上のようなことを言うことは、タブーだ
からです。

そのようなことを、試験官や先生や他の受験生にはっきりと言っ
たら、大変なことになりますね。

が、英会話等、即座の英語でのコミュニケーションでは、即、は
っきりと相手にそう言わなければなりません。

そうしないと、すぐにコミュニケーション・ブレイクダウン(意
思伝達の崩壊)が起こるか、身勝手なことを言いまくるかしかな
いことは明白でしょう。

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みんなの英語・英会話革命50.(修正) 不可能です。今までの方法では。

50.不可能です。今までの英語だけでの方法では。

もし前回お見せしたような、『意思伝達上の問題解決の表現』が
タブーなら、従来の英語や英会話の教育学習法はどのようにして、
本番の英会話等の、『英語での即座の有効なコミュニケーション』
を実現しようと言うのでしょう。

それは結局、
1.完璧な英語の聞き取り力
2.完璧な英語の理解力
3.完璧な判断や知識力
4.完璧な英語の語句や借文力
5.完璧な英語の発音力
を身に付けて(から)ということになりますね。

しかし、そんなことは不可能です。
一生かかってもそのような能力は世界中の誰も身に付けることは
できないでしょう。

ネイティブスピーカーもそのような完璧な能力で
『英語での即座の有効なコミュニケーション』
をしているのではありません。

ですから、あらゆる意味で完璧な英語力を目指す従来の方法でし
か、英語や英会話を学習したことのない大多数の方々は、本番の
英会話をしたら上手くできないことが直感的に分かりますから、
これを避けることになります。

が、これを避けられなくなった時どうなるかと言いますと、
きちんと聞き取れないことも必ず生じるでしょう。
そうなったら、悩むしかなくそのコミュニケーションは崩壊する
でしょう。(上の1.との関連)

後で先生にこの問題を相談しても、従来の教育法の先生には、も
っと聞き取り練習(をしてからに)するという発想しかないでし
ょう。
そんな時は、「相手に向かって、"Pardon?" とか、"Sorry, what
did you say?" 等と言えば良いだけだよ。」などとおっしゃるの
ではなくて。

また、相手が自分の知らない語句や不確かな語句を用い、理解で
きなかった時は、そこには、もっと語彙を増やしてからにすると
いう発想しかないでしょう。ご本人にも先生にも。(上の2.と
の関連)
その時、相手に向かって、"I don't (quite) understand." とか、
できればその語句をまねて言ってから、"What does it mean?"
等を言えば良いだけだというのではなくて。

さらにまた、相手の求めている物事を知らなかった時は、そこに
は、もっと知識を増やしてからにするという発想しかないでしょ
う。  ご本人にも先生にも。(上の3.との関連)
「(残念ですが、)それ、知らないのです。」((Sorry, but) I
don't know (it). )とか、不確かな場合は、
「たしかではありませんが、(ひょっとしたら)~かも知れませ
ん。」(I'm not sure. Maybe ~.
)とか言えば良いだけだとい
うのではなくて。

英語での表現法が分からない時は、そこには、もっと英語の文や
慣用句を覚え(てからにす)るとか、従来の学習英文法をもっと
勉強(してからに)するというような発想しかないでしょう。 ご
本人にも、先生にも。(上の4.との関連)
「それを英語で言うことができません。言い当ててみてくださ
い。」(Sorry, I can't explain(/ express) it in English.
Please guess.

と言えば良いだけだというのではなくて。

発音がまずくて通じないような時は、そこには、もっと発音を良
く(してからに)するというような発想しかないでしょう。 ご本
人にも先生にも。(上の5.との関連)
綴りを言ったり、簡単な絵を描いたり、ジェスチャーをしたりし
て表現すれば良いだけだというのではなくて。

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みんなの英語・英会話革命51.(修正) 政経社でも世界のリーダーに

51.政治・経済・社会的にも世界のリーダーに

前回、私は次のように言いました。

「あらゆる意味で完璧な英語力を目指す従来の方法でしか、英語
や英会話を学習したことのない大多数の方々は、本番の英会話を
したら上手くできないことが直感的に分かりますから、これを避
けることになる」と。

がしかし、そのような方々で、勇気を出して本番の英会話に挑戦
し続け、流暢に英語を話されている人達も少数派ながらかなりい
らっしゃいます。

私は、その努力と勇気には敬服しますが、その発話はセルフ・オ
リエンティド(=自己中心)にならざるをえません。
それは相手の求めているポイントにほとんど応えない、身勝手な

発話ばかりにならざるをえないでしょう。

なにしろ、相手の言うことが、きちんと聞き取れなかったり、理
解できなくても話し続けるのですから。

尋ねられたものごとを知らなかったり、きちんとご自分自身のイ
メージや考えを表現できなくても、流暢に英語を話されるのです
から。

以上のような、現実的コミュニケーション力抜きの暗記暗唱によ
る英語力だけで、
実際のというか、現実のというか、本番の即座の国際ビジネスや
外交コミュニケー
ションをしてはいけないでしょう。

なぜなら、そこに起こるコミュニケーションの問題から、莫大な
損害や弊害が生じる可能性が少なからずあるからです。
たとえそうならなくても数々のトラブルが生まれ、その解消のた
めに多大な時間と労力と金銭が失われるに違いないからです。

この英語での即座のコミュニケーションの問題は、『言葉と思考
の世界』だけのものではありません。
もしそうなら、この問題をおざなりに扱っても、なおざりにして
も良いでしょう。

しかし、これは『現実世界』の国際的な、私達日本人一人一人や、
家族やグループ、あるいは日本の教育研究機関や企業、さらには
日本国の活動における利害に直接関係する重要な問題でもあるの
です。
私達日本人の生活の成否や生命の危機にも直接、間接関係する問
題でもあるのです。

現今、グローバル世界にある私達日本人、日本の教育機関や企業、
日本国は、この問題をおざなりに扱ったり、なおざりにしたりは
絶対にできないと思うのですが、いかがでしょう?

がしかし 現在の現実は、この重大な英語の教育学習の問題がお
ざなりに扱われたり、なおざりにされたりしたままです。

そのため、日本は国際的に世界のリーダーに成るどころか、より
狭い東南アジアの海でさえ沈んできています。

そこで私は、この問題を憂え、『国際日本志士の会』というNPO
法人を創り、志ある方々を募り、すでに世界のりーダーの1ヵ国
となりつつある(理科系)科学やスポーツや芸術や芸能界だけで
なく、人文・社会系科学や、政治や経済や社会の分野でも世界の
リーダーの1ヵ国になれるように、有志の方々と共に力を尽くし
て行きたいと思っています。

 

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(メモ)

大事なのは、要は日本語の全く分からない英語のネイティブスピ
ーカー達ときちんとコミュニケーションができるようになれば良
いのでしょう。

『現実のコミュニケーション活動』は「言語」だけでしているの
ではありません。
『私達の心理』や『現実の社会生活』が重大にかかわっています。

すから、「コミュニケーション学」や「心理学」の協力が絶対
に必要です。
場合によっては、「社会学」や「(脳)神経科学」も。

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聞き手や読み手という相手中心の観点から、
自分が用いる冠詞前置詞を選ばねばならない、

そうしないとコミュニケーションが成り立たないから。
正しく意思伝達し合えないから。
有意義なコミュニケーションができないから。

相手の思い(=意識や考え)

この相手の思いによる言葉の使い分けは、英語のメッセージ発信
型のスピーキングやライティング教育学習一般において、決定的
に重要です。

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自分の思いではなくて、相手の思いに合わせて言葉
を選んで用いるということは、言葉での意思伝達上必須のこと。

がしかし、この決定的に重要な問題が、幕末に横浜あたりから日
本に英語が入って来て、英語の教育学習が始まって以来、今まで
ずっとなおざりにされたり、なおざりにされたりしてきたのです。
そしてこのことが、ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

の重要な原因の1つだと私は思うのですが、いかがでしょう?


この問題は、(本質的に)英語学や言語学パーセー(自体)
では解けないでしょう。
英語学と(ヒューマン)コミュニケーション学が協力しないと。

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みんなの英語・英会話革命52.(修正) 「意味」は 'mean' ではない:暗記の弊害

52.「意味」は 'mean' ではない:暗記の弊害

前々回の51.で、本番の英会話をしていて、相手の用いた語句
の意味が分からなかったら、"What does it mean?" と言えば良
いだけだと言いました。
が、従来の暗記暗唱主義の方法で英語や英会話を学習してきた大
概の人達は、'mean' の基本的意味がよく分かっておられません。
重大な誤解をなさっています。

本番の英会話をしていて、相手の言った語句の意味が分からない
時、非常に多くの人達が
「どういう意味ですか?」というつもりで、

"What mean?" (=何の平均?)とか、
"What's mean?" (=何が卑劣なの?)とか、
"What's the mean?" (=その平均は何ですか?)あるいは、
"How mean?
" (=どれほど意地悪?)さらには、
"How mean!" (=なんて卑劣なの(だろう)!)等

とおっしゃいます。

また、「意味」という日本語に当たる英単語は何かと尋ねますと、
私がここ2年間に直接お教えした20才代~50才代の約300
人の内の大多数の方々が、それは 'mean' だとおっしゃる。
(ちなみに、英語の「意味」相当語は 'meaning' ですね。)

これが、100人中10人か20人以内の方々が誤解なさってい
るのなら未だしも、80人や90人以上誤解なさっているので、
これは重大問題です。

なぜ重大問題かと言うと、その意味を誤解している方々の割合が
大き過ぎるということの他に、'mean' だけでなく他の多数の英
単語の意味も誤解して覚えていらっしゃる恐れがあるからです。

さて、それではどうしてこのような誤解が生じたのでしょう?

それは、従来の「(和)意訳中心の暗記暗唱主義」による英語の
教育学習法が原因です。
ここで言う「(和)意訳」とは、「英文の日本語らしい、自然な
和訳」のことです。

これを本項の英単語 'mean' を例に説明しますと、
従来の英語の教育学習法は、

"What does it mean?" という英文を、
「それ(は)どういう意味(ですか)?」

という、日本語として自然な和訳を付けて覚え、
その英文が与えられれば、その和訳を言ったり書いたりでき、
その和文が与えられれば、その英文を言ったり書いたりできれば
それで良しとするからです。

そうすると、'mean' =「意味」だと思うのも無理ありませんね。

問題はそれだけではありません。
従来の教育学習法は、さらにはこれをテスト形式で、できるだけ
速くできるように訓練する(=習慣化、言い換えれば条件反射化
する)から、'mean' =「意味」の関係が強まり、「意味」に当
たる英単語は 'mean' だと確信するようになってしまいます。

なお悪いことに、受験戦争下にあっては、手っ取り早い英和対照
の単語集で英語の語句を1つでも多く覚え、手っ取り早い「和意
訳」を通して1つでも多く英語の文を暗記し、1つでも多くの英
語の文章を1回でも多く読んだ者が勝つなどという迷信が横行し
ています。

そのため、正しく知っていると思い込んでいる 'mean' という単
語を辞書で引いて、その項をじっくり読んでみるなどという発想
や機会はほとんどありません。

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みんなの英語・英会話革命53.(修正) 意訳と直訳 I

53.意訳と直訳 I

前回の続きですが、 'mean' という単語を辞書で引いてみると、
名詞としては、「中間(点)」とか、「中央(部)」とか、「平
均」という(系統の)意味しかありません。
ということは、名詞として(つまり、名詞の位置で) mean とい
う単語を使えばそのような意味になるということです。

形容詞としては、「卑劣な」とか、「劣った」とか、「けちな」
という(系統の)意味と、上の名詞を形容詞として用いた場合し

かありません。
ということは、形容詞として(つまり、形容詞の位置で) mean
という単語を使えばそのような意味になるということです。

動詞としては、「意味する」と「つもりである」という(系統の)
意味しかありません。

ということは、動詞として(つまり、動詞の位置で) mean とい
う単語を使った時だけそのような意味になるということです。

ちなみに、
"What mean(名詞の位置)?" は多分「何の平均?」という意味
になり、
"What's mean(形容詞の位置)?" は「何が卑劣なの?」
"What's the mean(名詞の位置)?" は「その平均は何ですか?」
"How mean(形容詞の位置)?
" は「どれほど意地悪?」
"How mean(形容詞の位置)!" は
「なんて卑劣なの(だろう)!」
等と言う意味になるでしょう。

ところで、"What does it mean?" という英文を日本語を介して
教育学習するのなら、
"What does it mean?" =「それ(は)どういう意味(ですか)?」
というように英文に意訳をつけて暗記しては(=闇雲に覚えては)
いけません。

"What does it mean?" ⇒(直訳)「それ(は)何(を)意味す
る(か)?」⇒(意訳)「それ(は)どういう意味(ですか)?」

という風に、英文の成り立ち(文法)どおりの直訳を通して覚え
ねばなりません。
そうしないと、いくら学習しても英語という言語の本当のところ
や、英文の本当の成り立ちがきちんと分かりません。

"What does it mean?" も "What do you mean by it?" も「そ
れ(は)どういう意味(ですか)?」という和訳だけになってし
まっては、この両者の重要な意味の違いが決して分かりません。

つまり、直訳を介して初めて次のことが分かるのです。
後者の直訳は「あなたはそれによって何を意味するか?」となっ
て、後者はその言葉や記号等の相手独自の意味を尋ねているのに
対して、
前者は、その直訳「それは何を意味するか?」によって、その言
葉や記号等の、みんなが使っている一般的な意味を尋ねているこ
とが分かるのです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

みんなの英語・英会話革命54.(修正) 意訳と直訳 II

54.(修正) 意訳と直訳 II

今回も前回の続きですが、次の会話例を見てください。

ーーーーーーーーーー
Dick: Hi, Kiyoko!  What's up?
(=意訳:やあ、貴代子さん、何かある?)
Kiyoko: Well, I'm sad.
(=意訳:それがね、悲しいの。)
Dick: What's made you sad?
(=意訳:なぜ悲しいの?)
Kiyoko: Because my dog has died yesterday.
(=意訳:ワンちゃんが昨日死んじゃったの。)
ーーーーーーーーーー

"My dog has died yesterday."
という英文にも重要な問題がありますが、
(それは後で触れることにして、)
ここで主として問題にしたいことは次のことです。

つまり、
"What has made you sad?"(直訳:何が君を悲しませているの
か?) とか、
"What made you sad?" (直訳:何が君を悲しませたのか?)
などと尋ねられて、
 "Because ~." というパターンで答える日本人が
なぜこうも多
いのかということです。

"Because ~." と答えるネイティブスピーカーはいないのに。

これは、

「和意訳」のみを付けての英文の暗記暗唱によるよるもの、

としか考えられません。

「What has made you sad?
=なぜ(あなたは)悲しいの(ですか)?」
「What made you sad? 
=なぜ(あなたは)悲しかったの(ですか)?」

等とし、これらを日本語で理解し暗記していると、日本語発想の
「(なぜなら)~から/ので」の発想しかできなくて、 "Because
~." と言ってしまわれるのも無理ありません。

"(The) Death." あるいは、 "My dog's death (has)." とか、
"My dog's death (did)." などという適切な応答には考えも及ば
ないでしょう。

それだけではありません。このような
「和意訳だけを付けての英文の暗記暗唱」
ばかりしていては、
『英文の成り立ち』も良く分からないままになってしまいます。

一事が万事です。

以上、私が述べたかったことは「和意訳だけを付けての英文の暗
記暗唱」ばかりしたり、させたりしていては、学習者が理解した
り記憶したりしている英文の成り立ちも、英単語の意味も、その
多くは危ういということです。
英文の和直訳と和意訳がほとんど同じ場合は良いのですが、それ
らが異なる時、必ずこの問題が起こります。

メッセージ受信型の Reading や Listening の場合は、未だ良い
のですが、メッセージ発信型の Writing や Speaking の場合、こ
の問題は深刻です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

みんなの英語・英会話革命55.(修正) 厳密な「和直訳」の能力

(本日、修正と追加)

55.厳密な「和直訳」のすばらしい能力

今回までの私の「意訳と直訳」に関するコメントによっても、お
分かり頂けると思いますが、ここで一言お断りしておかねばなら
ないことがあります。

それは、以上のように、
私は「日本語を介しての英語の教育学習」に全面的に反対してい
るのではない、

ということです。 

ただし、おざなりにではなく、厳密に「和直訳」もおこなっての
話ですが。
そうすれば、素晴らしいことができるからです。

紙面の都合上、その理由も含めて、ここでは詳しくはいえません
が、そうすればそのうち、日本人の中から世界有数の英語学者や
言語学者、さらには英文学者、英文作家や英文詩人が次々と出て
くることは間違いないからです。
この場合、もちろん「和意訳」も必要です。

そのための土台が英文の厳密な「和直訳」だという確信を、私の
英語と日本語の厳密な比較対照研究から得ています。

ちなみに、英語の厳密な「和直訳」は、英語を外国語として学ぶ
私達に、前もってその準備やリハーサルや推敲や練習ができる種
類の、高度な英語の Reading や Writing;  Listening や Speak-
ing の4技能(=能力)を正しく習得する場合の土台にもなると、
私はこれらを実際に教えることを通して確信しています。

ところで、今から約半世紀(50年)も前の話ですが、私の中学・
高校時代の頃の英語教育は現在よりも少しはましだったのです。
何が良かったかと言いますと、英語のリーダーのテキストの、当
時「虎の巻」と呼んだ学習参考書には(和)意訳はもちろんのこ
と、全英文の英語順(和)直訳(に当たるもの)が載っていたの
です。

例えば、

What   does      it           mean?
2.何を 4.か 1.それは 3.意味する(=英語順直訳)
(それは何を意味するか。(=直訳))
それはどういう意味ですか。(=意訳)

What     made        you         sad?
1.何が 4.させたか 2.あなたを 3.悲しく(=英語順直訳)
(何があなたを悲しくさせたか。(=直訳))
あなたはなぜ悲しいの(ですか)。(=意訳)

のように。 

そして当時は、
私達生徒にテキストの英文に関し疑問が起こったら、その直訳か
ら自分でその疑問を解決することができたり、
尋ねたら、先生によっては必要に応じて直訳に言及しながら、わ

けの良く分かる説明をしてくださったりしたものです。

しかし今ではそのようなことはめったになく、受験戦争に勝つこ
とのみが金科玉条となり、わけなどよく分からなくても良い、テ
ストで手っ取り早く1点でも多く取れる方法、つまり暗記暗唱法
で誰も彼もが英語を勉強したり、させられたりしているようです。

ですから、現在の英語の教育学習は、英文の成り立ちや英語発想
等のわけが分かるために時間を割くよりは、わけなど分からなく
て良い、意訳をくっ付けて1つでも多くの英語の語句や文を暗記
暗唱することを当然としています。

このような状態では、日本が世界でリーダーになれるどころか、
他の国々と伍していけるような英語力も、私達は決して習得でき
ないでしょう。


 

(漢文へ、)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(参考)

前回私は、日本の有志の英語の先生方に
 「厳密な英日・日英の句文の直訳と意訳の比較対照」
をし、それを生徒さん達にお教え頂ければ、この上なく幸いの旨
を述べました。

その「英文を和文に厳密に直訳する部分」は、日本の伝統あるす
ばらしい漢文教育における、「漢文を(厳密に)書き(=読み)
下す部分」に当たると私は学生時代からずっと思っています。

みんなの英語・英会話革命56.(修正) 優れた漢文教育結果から確信

56.優れた漢文教育結果から確信すること

前回私は、英語の教育学習を「厳密な和直訳」もやりながら行え
ば、私達日本人の中から世界有数の英語学者や言語学者、さらに
は英文学者、英文作家や英文詩人が次々と出てくるに違いない旨
述べました。

私がそう確信する根拠の1つは、私が、しばらく前にどこかで読
んだ次のようなコメントです。
つまり、

「日本語を習得されたある有名な中国人の中国古典学者が、日本
の漢文をも研究され、『日本の中国古典研究は本国を凌いでいる

とおっしゃた。」

という。

ということは、日本の中国古典研究は世界一だろうということに
なりますね。

また、日本人の作った漢詩も優れたものが多いと。

ならば、英文の教育や研究も漢文の教育や研究のようにすれば、
その研究は世界一になる可能性が十分あると言えるでしょう。
また、日本人の中から優れた英文作家や詩人が出てくる可能性も。

それでは、伝統ある日本の漢文の教育や研究は今までどのように
してきたのでしょう。

それは、ご存知のように、主として
「漢文の読み(=書き)下し」
によってです。

この「漢文の読み(=書き)下し」は、
「漢文の和文への直訳」に当たります。

ですから、英語の教育や研究を
「英文の和文への直訳」を、それも「厳密な
直訳」を
中心に行っていけば、

日本の英文研究つまり、英文法や英文学研究は本国を抜いて世界
一になる可能性が十分ある、
と私は考えています。

その時もちろん、漢文学習や研究に(読み下しの他に)解釈や現
代語訳が必要なように、
英文の学習や研究にも(厳密な和直訳の他に)解釈や意訳が
必要なことは言うまでもありません。

そしてまた、これらの基礎がほとんど完璧にできてきたら、もち
ろん優れた英文の多読や速読も、その感覚を養うために必要とな
るでしょう。

が、その基礎というか、土台になる「英文の厳密な和直訳」とは
どのようなものか、また、それを基にした「英文研究」とはどの
ようなものか、次回から2,3例を挙げて解説したいと思います。

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