ヒューコムブログ
日本では日本語で話しかけよう
困っている外国人を助けよう(11)
私は
「日本で外国人を助ける時は、日本語で話し掛けるように(しよう)。」
といつも言っているのですが。
そう言うと、ほとんど例外なくとても驚かれたり、怪訝な顔をされたり、
時には、変人や狂人扱いされたりします。
しかし、私の話を落ち着いて聞いてくださる方達には、
どちらが正常かどちらが異常か、すぐに分かってもらえます。
ところで、なぜ私が上のように言ったり、
また、なぜ私が、
「日本で見知らぬ外国人に話し掛けたり、話し掛けられたりした時は、
先ずは日本語で話すように。」
と生徒さん達に言うのか。
その理由は2つあります。
先ずは、
1.本物の英会話が皆さんにとって気楽で楽しいものになって欲しいからです。
そして、次には、
2.皆さんに本物の英会話の達人になってもらいたいからです。
なぜ、そのようになるのに外国人と日本語で話す必要があるのか、その詳しいことは、
次回以降になります。
それでは又。
天国と地獄の英会話
困っている外国人を助けよう(10)
前回は、
「皆さんが日本で、困っている外国人を助ける場合、
二重の意味で上の立場、つまり、強い立場にあるので、
何も恐れることは無い」
という話でしたね。
そして、その終わりに出した宿題、
「なのになぜ、日本で、困っている外国人を助けるのを恐れる日本人が多いのか」
について、少しは考えましたか?
それは、一言で言うと「英語が怖い」からでしょう。
そのような方々は、きっと、知らないうちに「英語恐怖症」にかかっておられるのです。
その原因は、
今までの誤った英語や英会話の教授法や学習法にあります。
つまり、
英語に日本語を縛りつけて覚え、思い出させ、
英語の様々な能力において完璧になることだけを目指してやまない、
まずいことこの上ない方法で長年英語や英会話を学んでこられたからでしょう。
このような方々が、
外国人を相手に本物の会話をする時は、
「完璧な英語力だけで、一気に正しく相互意思伝達をしていかねばならない。」
と思い込まれるのも無理ありません。
そして、本物の英会話をする段になると、
「相手の言う英文(や英語の語句)を一気にきちんと聞き取り、
その内容に関する様々な事実をよく知っていて、常に適切な考えを持ち、
それを一気に正しく英文(や英語の語句)で表現しなければならない。」
などという、英語のネイティブスピーカー達でさえ不可能なこと。
これをしなければならない、という強迫観念だけに駆られ、
他のこと(=私が今お話しているようななこと)には頭が行かないようになられるのも
無理ありません。
そうだとすると、本物の英会話とは、する機会があれば恐ろしいもの、
そして、すれば辛く苦しいもの以外の何物でも無いでしょう。
本物の英会話は、そのようなものでは全く無いのに。
それはとても気楽で楽しいものなのに。
何という誤解でしょう!
何という隔たりでしょう!!
私には、天国と地獄の隔たり!?のようです。
天国に向かう方法と地獄に向かう方法!!
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本物の英会話は現実の社会活動の一部
困っている外国人を助けよう(9)
今までの話で『本物の英会話の状況』が少しは分かりましたか?
しかし、それだけでは、まだまだ不十分なようです。
つまり、「本物の英会話の状況」については
次の様なことも分かっていなければなりません。
1.それが現実の生活の一部であること。
2.それは現実の社会の一部でもあること。
この1.についてはそのうちお話しするとして、
今回は、困っている、
日本語の全く分からない外国人を助ける場合の2.について
少しお話したいと思います。
つまり、
皆さんが実際に困っている外国人を助けるとしたら、
その状況は現実社会の一場面なので、
皆さんとその外国人の間には、立場上の上下関係[強弱関係]が生じます。
この場合、皆さんは2重の意味で、
実際に相手より上の立場[強い立場]に立つのです。
すなわち、
a. その外国人は皆さんに頼みごとをすることになる。
b. ここは日本なので、日本語でそうすべきなのに、
その外国人は英語[母国語]でそうしてきている。
この2つの意味でです。
ですから、皆さんは何も困ることも恐れることも無いのです。
困ったり恐れたりするとしたら相手の外国人であるはずです。
なぜなら、皆さんが日本語で相手して当然だからです。
にもかかわらず、
日本で、困っている外国人を助けることを恐れる日本人が非常に多いのは、
どうしてでしょう?
不思議ですよねー。
なぜこんな変なことになっているのか、
次回までに考えておいてくださいね。
それでは、又。
生徒さんの声(1)「外国人との初めての長い英会話」
生徒さんの声(1)
ヒューコム・インター生きがい英語塾の神戸・大阪・京都の合同で、
1月23日(水)に『外国人を囲んでの新春会食・カラオケ・英会話の会』が
京都で催されました。
その前の週に、先生より京都在住の私に、
会場の近く、烏丸丸太町交差点前のマクドナルドの前で
日本語が殆どできない外国人(カナダ人、顔は分からない)を出迎え、
会場にお連れするよう指示がありました。
私はその場所に約束の時間の15分前に着き、ドキドキしながら待っている間、
先生がいつも教室でお話されている、
・英会話での10個の対処の表現
・英語のネイティブスピーカー達の、日本人とは逆の『発想順』
・友好的にエチケットを守りながらの会話
等を頭に浮かべ、待っていました。
そしてそのカナダ人に出会い、全て英語で本人の確認、初対面の挨拶、お互いの自己紹介、
カラオケが楽しみ等、色々会話を交わしながら、会場までお連れすることができました。
会うまでは心配でしたが、いざ出会って(みると、)落ち着い(=落ち着け)て
相手の話をよく聞き、理解できない場合は対処の表現で聞き返し、
自分なりに90%の会話ができたと思っています。
これも、先生の教室でのお話の通り英会話を進めた結果だったと思います。
カラオケ英会話の会も含めて、
こんなに長く外国の人と英会話ができたのは初めてで嬉しかったし、
楽しい時間を持つことができました。
(以上、「困っている外国人を助けよう(8)『相手の立場に立つ』」への、
私の京都の生徒の寿限無(70代)さんのコメントを
殆どそのままここに掲載させていただきました。
寿限無さんは、これまでに京都で、困っている英語国民はもちろんフランス人親子まで、
話しかけられて、あるいは自ら話しかけて何人も助けておられます。)
相手の立場に立つ
困っている外国人を助けよう(8)
分かりましたね。
外国人と目線が合って、その人が皆さんに近づこうとした時、
もしも皆さんが恐ろしくなって逃げ去ったとしたら、
その外国人がどう思うかが。
その思いは、皆さんが見知らぬ土地で道を尋ねようとした時、
その相手の人が皆さんの顔を見た瞬間、
恐ろしい顔をして逃げ去った場合と大体同様でしょう。
その強さや色合いは個人によって、国民性によって多少異なるかもしれませんが、
その思いは人間としてほとんど同じでしょう。
皆さんが目線を逸らし、知らん顔をしたら、
皆さんがそうされた時の気持ちです。
簡単な助けを求めているだけだのに、助けてあげず、
皆んなと一緒に、遠巻きに見ているだけだったら、
皆さんがそうされた時の気持ちです。
このように、言葉はなくても、
その相手やその場に居合わす人の目線や表情、態度や行動等が
人と人の出会いや付き合いで、多かれ少なかれ重要なことを伝えるのです。
本物の英会話は、そのような場(=状況)でするのです。
決して(音声としての)英語だけでするのではありません。
次回は、このことに関連して、非常に重要なことをお話します。
ご期待ください。
私は鬼かエイリアンか?
困っている外国人を助けよう(7)
分かりましたか?
外国人と目線があって、その人が皆さんに近づこうとした時、
もしも皆さんが恐ろしくなって逃げ去ったとしたら、
その外国人がどう思うか。
人はどの国の人でも、恐ろしくなった時は、恐ろしい顔になるのです。
自然に。
嬉しくなった時は、嬉しい顔になるのです。
悲しくなった時は、悲しい顔になるのです。
自分を見て恐ろしい顔をして逃げられたら、
自分は、その相手の人たちにとって
恐ろしい(姿或いは顔をした)人間なのかしら、
鬼かエイリアンのような人間なのかしら
と思い、悲しい気持になるかも知れません。
もしそうでなかったらどうでしょう?
その外国人は、訳が分からないでしょう。
道ですれ違っても、電車の中で隣に座っても
別にどうって事無いのに。
そんな場合、終いには、
きっと皆さんの方が頭が変なのだろうと
その外国人は思うかもしれません。
そんなことお互いに思われたくないですね。
続きは次回です。
ノンバーバル・コミュニケーション
困っている外国人を助けよう(6)
かなり脱線してしまいましたが、話を元に戻します。
ある日本人が街角を曲がったら、突然、外国人と目線が合ってしまいました。
その外国人はニコッと笑い、何かを言って近づいて来ようとしました。
その時、その日本人はなぜか恐ろしくなって、来た道を逃げ戻ったとします。
そうしたら、もうすでに何かがその外国人に伝わっているのですよ。
このように、会話は目線が合った瞬間から始まるのです。
そして、目線の他に、その時の顔の表情や態度、ジェスチャーや行動など、
様々なものが様々なことを相手に伝えるのです。
音声としての英語だけが伝えるのではありません。
ですから、もしその日本人が英会話が全く出来なくても
逃げたりなどしないで、微笑みながら近づいていって、
顔の表情やジェスチャー、絵や図、筆談などを使えば
たいがいその外国人を助けることができるのです。
そして、たとえ助けることができなくても、
相手はきっと感謝して去っていきます。
ただ、その時、黙り込んだまま助けるのは苦痛でしょうから、
その人は、自分にとって楽な日本語を話しながら、
その外国人を助けるようにすれば良いのです。
ひどい方言を話すので何を言っているのか分からない日本人を、
親切に助けてあげる気持ちになってそうすれば良いのです。
ところで、近づいてくる外国人が怖くなって、来た道を逃げ戻った場合、
どんなことがその外国人に伝わり、その外国人はどう思うと皆さんは思いますか?
明日までに、少し考えておいてくださいね。
それでは又。
「一気に正しく」ではなく「協力し合って」
困っている外国人を助けよう(5)
本物の英会話では、
「日本語の全く分からない外国人とでも、
準備無しに、つまり、即座に主に音声英語で、
エチケットに従って友好的にきちんと意思伝達し合わねばならない」
のでしたね。
しかしながら、今までのテキストを用いての英会話の教授法や学習法では、
本物の英会話をし始めたら、
「『全て音声英語で』だけではなく、
なお悪いことに、『一気に正しく』意思伝達し合わねばならない」
と教えています。
結局のところ、そう教えていることになるのです。
このようなことは、誰が考えても不可能でしょう。
ですから、
そのような、テキストを用いて沢山の英語の語句や文や対話例を練習したり、覚えたりさせ、
さらにはそれを、覚えたとおり思い出せるかどうかチェックしたり、演じたりさせる
今までの教授法や学習法で英会話を学んではいけません。
絶対にいけません。
「一気に正しく」伝え合わなくても、
意思伝達上問題が起こり、困った時は
「相手に協力してもらって、また、協力してあげて」
仲良くその問題を解決し合い、気楽に楽しくその会話を続けていけばよい
のです。
皆さんは、先ず、このような方法を学び、身に付けねばなりません。
絶対にです。
本物の英会話を気楽に楽しく上手にしたいのなら、です。
もしそうなら、
私達が主張する正しい教授法や学習法で英会話を学び始められたら、
誰でも英会話の本物の達人になれます。
今私がお話していることがよく理解できる方なら、誰でもです。
10代から70代の方なら、現在の英語力にかかわりなく、誰でもです。
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「主に」と「全て」
困っている外国人を助けよう(4)
前回、私は、『英会話学習の目的』は
「日本語の全く分からない外国人と、準備無しに、
『主に』音声英語で、エチケットに従って友好的に、
きちんと意思や気持ちを伝え合えるようになること」
だろうと、言いましたね。
今までの英会話の教授法や学習法では、
このようなことができるようには、絶対なりません。
私達の方法では、短期間でそうなれます。
なぜそうなのかと言うと、
その重要な原因の1つに、今までの英会話の教授法や学習法が、
上の目的の「主に音声英語で」を「『全て』音声英語で」と誤解しているところがあるからです。
そのものがそこにあったり、そこから見えれば、直に指し示して伝えるのが当然だし、
困った時には、表情とジェスチャーで伝えても、絵や図を描いて伝えても、
筆談しても良いのです。
「全て音声英語で」伝える必要など、全くありません。
人々が母国語で会話をしている時でさえそうなのですから。
なを悪い、もう一つの重要な原因については、明日お話します。
それでは又。
英会話学習の目的
困っている外国人を助けよう(3)
前回、私の生徒さん達はほとんど皆、英会話を習い始めたばかりでも、
困っている外国人を助け(に行っ)ていて、
そんなことができるのは本物の英会話を習ってもらっているからだと言いましたね。
そうしたら、きっと皆さんは『本物の英会話』ってどんなのかな
って思われたことでしょう。
中には、『私にも習えるかな』って思われた方もいらっしゃるかも。
それは、(もちろん日本語で良いのですが、)言葉が話せる方ならどなたにでも習え、
本物の英会話ができるようになるのです。
『本物の英会話』ってどんなものかについてはそのうちお話しするとして、
今日は『英会話学習の目的』についてはっきりしておきたいと思います。
『英会話学習の目的』は、要は、
「日本語の全く分からない外国人と準備無しに、
主に音声英語でエチケットに従って友好的に、
どんなことに関してもきちんと意思や気持ちを伝え合えるようになること」
でしょう。
こんなことは、やり方によってはごく簡単なのですがねー。
また、やり方によっては不可能なのですがねー。
続きは次回です。
それでは又、明日会いましょう。



















